アメリカのおいしいリンゴの食べ方
アメリカの食生活で非常に気に入ったものをご紹介します。
それは、リンゴにつけて食べる、ピーナッツバタークリームです。
こちらのリンゴは、日本のそれと違い、小ぶりで甘みも強くありません。
形もあまり整っているともいえません。
スーパーに行くと、日本のジャガイモのように、
カートに山積みに、それこそごろごろと売っています。
それを各自欲しいだけ袋に詰め、レジで重さを量りお会計、という流れです。
ピーナッツバタークリームは、そんなリンゴの山の横に売っています。
自分はもともとそんなにリンゴ好きではなかったのですが、
初めて試してみて驚きました。
とても甘くて美味しく、果てしなくリンゴが食べられる気さえした程です。
自分はよく、リンゴの皮を丸ごと剥いた後、
ナイフでそぎ切りし、切った片を手に取り、
そのピーナッツバタークリームをたっぷりすくって食べるのが好きです。
リンゴのジューシーな酸味としゃきしゃきの歯ごたえ、
ピーナッツクリームの甘み、バターの濃厚さ、それらが口の中に広がって、
本当に幸せな味です。
日本のように甘いリンゴでないからこその、食べ方だと思います。
日本のリンゴは、蜜がぎゅっと濃縮され、甘くて大きく、形がよく、
ツヤツヤに磨かれたリンゴです。
それらよりも、この、素朴でいびつなリンゴに
ピーナッツバターをたっぷりつけていただくリンゴの方が、
私は好きです。
日本でも売っていたら良かったのになぁと思います。