傘をささない人々 アメリカ生活
雨が降ったら、傘をさします。
日本では当たり前のことですね。
突然の雨にも対応できるように
折り畳み傘なんていうのもあります。
準備するのを忘れても
コンビニに行けば必ず買うことができます。
ところが、アメリカ人は一般的に傘をさしません。
雨が降っても、みんな気にすることなく
びしょびしょなのです。
あるいは、フードがある服を着ている人はフードをかぶります。
ベースボールキャップをかぶっている人は、帽子でしのぎます。
けれど、基本的に、雨に降られることに対する抵抗感は
日本に比べると、低いように感じます。
キャンパス内で傘をさしているのは
ほとんどが留学生です。
アメリカ人の友人に訊きました。
どうして傘をささないの?
するとこんな答えが返ってきました。
傘をさすのは、ゲイか老人だけ。
そうですか・・・。
こちらでは、傘ひとつでも
一種の偏見があるということを知りました。
論理的に考えてみても、雨に濡れると風邪をひくし、
お洋服も持ち物も、びしゃびしゃになって
不愉快だと思いますが。
そういうことは
問題にはならないようです。
傘ひとつとっても、興味深い発見でした。