ビニール袋で野菜を携帯する人々
日本で言う代表的な携帯食は、おにぎりでしょうか?
あるいはサンドイッチやちょっとしたお惣菜パンなどなど??
一緒にペットボトルのお茶も買いますよね?
アメリカの田舎に居ると、日本のコンビニで手に入る全ての、
所謂普通の食べ物が無償に恋しくなります。
食事は基本的に、カフェテリアや隣接のバーガースタンドですが、
アメリカ人の学生たちは非常に個性的な“お弁当”を持ち歩いています。
映画で見たことがあるかと思いますが、
フルーツをかじっている人は多いですね。
リンゴ、オレンジ、葡萄。
こちらの葡萄は、日本でいうマスカットのように、
皮が薄く、薄緑色をしています。
種はありません。
リンゴは小ぶりで、甘さ控えめです。
驚いたのは、小さなニンジンです。
生で食べるのですが、皮がむいてあるのかないのか・・・
良く分かりません。
とにかく、小指の半分ほどのニンジンです。
かじります。生で。
レンチソースと言って、白い、日本でいうフレンチドレッシング
の固形のようなものをつけていただくと、果てしなく食べられます。
美味しい。
学生は、その小さなニンジン達を、
ビニール袋にどっさり入れて持ち運んでいます。
たまに袋に手を入れて、ポリポリ齧ったり・・・。
ちょうど、マックのポテトを食べるような感覚。
初めて見たときはとても驚きましたが、
食べてみるとこれがまた新鮮でおいしく、意外とはまります。
日本にも売っていればいいのになぁと思います。