修士と博士


日本では大学院の修士課程を「大学院前期課程」、博士課程を「大学院後期課程」と言うようになりましたが、韓国では今でも「修士」「博士」とよんでいます。

一般に「大学院生」と言うと「修士課程」の学生を意味することが多く、「博士課程」の学生は、博士を取得していないにもかかわらず「博士」と呼ばれます。

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出典 seoul navi

大学を卒業して、大学院に進学する人が非常に多く、日本よりも進学率が高いです。
大抵の学生は修士を修了したら就職しますので、学問を究めたいと言うよりは大学の続きという感覚で捉えている人が多いようです。

ですから、修士の学生は「大学生気分」でいることが多く、毎日コンパやデートなどをしている人も多くいます。
もちろん勉強を熱心にしている学生もいますが、日本よりも修士に進学することが特別ではないことなので、「大学5年生」「大学6年生」の気分の人が多いのは事実です。


ですが、「博士課程」に進学する人は、真剣に教授への道、研究者としての道を考えていることがほとんどです。大抵の場合は、修士を修了してすぐに博士課程に進学するのではなく、一度、研究所なり企業なりに就職してから、また、高校や専門学校、地方の大学で非常勤もしくは常勤の講師として働いてから、博士課程に進学することが多いです。

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専門によっても異なりますが、医療系の大学院の場合、95%以上の「博士課程の学生」は、他の専門学校や地方大学で講師もしくは教授として働きながら、週に何回か「博士課程の学生」として授業を受けています。

そのような学生がほとんどですので、博士の授業は夜9時ころまで行っていることもあります。また、仕事をしながら授業も受けますので、博士論文提出に必要な単位を全て取得するだけでも、3から5年かかることも珍しくありません。

単位を全て取得しても、博士論文が仕上がらず5年以上博士課程に在籍している人もたくさんいます。


博士課程取得に年月がかかることと、社会経験を積んでから博士課程に入学する人が多いことで、博士課程の学生は一般的に30歳を超えていることが多いと言えます。
40代、50代の学生もそう珍しいことではありません。

韓国では、修士を取得する人は多いのですが、博士を取得する人が少ないので、超有名大学でもない限り、修士でも十分に講師や教授になることができます。

ですが、それ以上のキャリアアップを求めると、やはり博士を取得することが必要となり、ある程度の年齢になってから博士課程に入学することもあるのです。


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